コロナ禍において研究会の積極的な開催は難しく,令和2年度は1回のみの開催となった。講演1では、鹿島建設㈱で長年山岳トンネル工事に従事され、経験豊富な西川幸一氏に、最近の山岳トンネル技術について解説していただいた。また、講演2 では、近年急激に普及しつつあるジオセル工法について,八戸工業大学の金子賢治教授から、これまで行なってきたジオセル工法に関する研究について解説をしていただいた。約50名の参加者があり,感染防止に注意した形で,関係者・講師のみのささやかな意見交換会も開催した。開催の概要は下記の通りである。

日 時:令和2年11月6日(金) 午後1 時30 分~5 時00 分
会 場:八戸工業大学・土木棟3F C309 教室
    13:30~13:40 開会の挨拶
     金子 賢治 先生 博士(工学)八戸工業大学大学院 教授
    13:40~15:10 山岳トンネルの最前線 西川 幸一 先生 技術士(建設部門)
     鹿島建設㈱東北支店土木部工事部長
    15:10~15:30 ― 休 憩 ―

    15:30~17:00
     ジオセル工法について 金子 賢治 先生 博士(工学)八戸工業大学大学院 教授